今日は３時間目に５・６年生が試走に取り組みました。最初に今年度新しく設定された距離について確認をしたあと、算数の知識を生かして、練習タイムの記録から、１００～２００ｍを走るのにかかる時間を計算し、それを基にして１回目の試走目標タイムを設定しました。５・６年生も中学年に同じく、試走で手を抜いて走る児童の様子はなく、一人一人が今持てる力を発揮して、最後まで足を止めることなく走り切ることができました。
その様子を見ていて、昨日の中学年との違いを感じることがありました。それは、中学年は途中でペースがあがったり、下がったりする人がやや多かったのですが、高学年はスタートからゴールまでペースを乱すことなく、体調や体力、残りの距離と相談しながら、一定のペースを刻める人、スピードの上下をコントロールできている人が多い印象をうけました。
ちなみに、よく勘違いされるのですが小学校体育の「陸上運動」には長距離走の設定はなく、中学校保健体育の「陸上運動」で初めて長距離走が出てきます。小学校体育では長距離走として扱うのではなく、「体つくり運動」の中で無理のない速さで数分間の持久走をすることになっています。いわゆるペース走に近い形になります。
もちろん、体力には個人差がありますので、速さにこだわる人、一定のペースを刻み続けることにこだわる人、最後まで足を止めないことにこだわる人など、いろいろな人がいてよいと思います。大切なのは目標を決めて取り組むことではないかと思います。
今日の言葉
"As you sow, so you shall reap." (ことば)
You will receive exactly what you give, good or bad（意味）