今朝は体育館で賞状伝達ならびに朗読朝会を行いました。
最初に「第六十二回埼玉県小・中学校児童生徒美術展」に出品された２１名の児童を紹介し、入間地区審査会において金・銀賞に選ばれた５名に賞状を渡しました。次に「令和３年度埼玉県歯・口の健康啓発標語コンクール」で入選した１名の児童に、賞状を渡しました。賞状を受ける姿勢も立派でしたが、何よりも呼名をされた際に、返事がよくできていたことに感心させられました。これからも運動面だけでなく、こうした文化・芸術部門でも児童の活躍を期待しています。
朗読朝会は延期になっていた１年生の発表でした。これも昔からずっと教材として扱われている「たぬきの糸車」という物語文の朗読でした。簡単にあらすじを紹介すると、『山奥で暮らす夫婦のもとにたぬきが来て、いたずらや食べ物をあさるので、初めは腹を立てて罠を仕掛けます。その後、たぬきは毎晩やってきては、おどけて糸車をまわす真似をするので、今度は親しみが湧いてきます。そんなある日、たぬきが罠にかかったのを見つけましたが、奥さんはたぬきを逃がしてあげます。冬場、この夫婦は山を下りて生活しますが、春になり再び山に戻ると「キーカラカラ、キークルクル」と音が聞こえます。どうしたことでしょう・・・』 という内容です。朗読朝会ですので、１年生の抑揚をつけた読み方に思わず物語の世界が頭の中に広がりました。最後に、２年生が感想を述べ、それを聞いた１年生も嬉しそうでした。この１年間の成長を感じる場面でした。あわせて、その発表を見守る在校生の聞く態度も立派でした。
今日の言葉
“The eyes have one language everywhere.“（ことば）
You can see the person’s heart by looking at the eyes.（意味）