2022年1月18日火曜日

給食感謝の会・車いすバスケットボール体験教室






 今朝の児童朝会では食育週間に合わせて、給食・環境委員会の児童が中心となり「給食感謝の会」を開きました。主な内容は、①好きな給食のアンケート結果 ②給食クイズ ③手紙の贈呈(調理員・配膳員さんへ) ④栄養教諭からのお話・・・でした。

小林栄養教諭からのお話では、越生小と梅園小の2校合わせての毎日の給食残量は平均で11.3kg、1年間では2,147kg、ご飯茶碗30,714杯分にあたり、それは全てゴミとして処理されていると知らされ、驚きの声があがっていました。毎年、給食感謝の会後は残量が一時的に減るのですが、月日の経過とともに、残念ながら残量は増えていく傾向にあります。SDG’sな取組の1つになると思いますが、学校でも家庭でも食品(フード)ロスについては折について触れ、児童に考える機会を設定していただければ幸いです。













 3・4時間目は、「夢と豊かな心をはぐくむ講演会」事業を活用して、車いすバスケットボール体験教室を実施しました。「所沢ライオンズ」の監督を務める森田さんほか、3名の現役選手にお越しいただき、車いすの特徴、競技用と日常用の車いすの違い、車いすバスケットボールのルール、練習試合、競技用車いすの試乗体験、質疑応答という流れで行いました。

今回の体験教室を企画した目的として、以下の2点があります。

①車いすバスケッとボールの技術の高さや迫力を間近に感じてほしいこと(昨年のパラリンピックでは日本代表男子チームが銀メダルを獲得しました)。

②どのような理由で車いす生活になったのか、障害を負ってしまった後、どのようにしてその現実を受け入れたり、前向きに夢や目標に向かって頑張ったりできているのかについて知ること。あわせて障害に対する理解にも結びついてほしいことでした。

テレビで見るのとは違い、試合をしたり、操作をしたり、間近で車いす同士がぶつかる音を聞いたり、実際に車いすを操作する技能の高さ見たりして、一人一人何かを学んでくれたことと信じています。また、児童の質問に対して何でも答えてくれたので、本当に感謝です。体験教室の最後に森田さんから、「ややもすると,あれもできない、これもできないとできないことばかりを考えてしまうが、逆に、できることを考えたり見つけたりできると、毎日の勉強や生活にも役立つのでは・・・」という話がありました。ぜひ、これからの生活に生かせたらすてきです。

 


今日の言葉


"Arriving at one goal is a starting point to another."(ことば)


Once you achieve your goal, dream again and achieve it.(意味)