今朝は７月上旬以来、約４ヶ月ぶりの朗読朝会が行われました。９月は実施がかなわず、ようやく３回目を実施することができました。この朗読朝会、目的は３つあります。
①音読の基本を理解し、内容が伝わるよう工夫をして声に出して読むこと。
②発表を聞き合い、お互いに学び合うこと。
③学級全員で気持ちを合わせて、楽しく朗読をすること。
今日も全体で口の体操を兼ねて発声練習に取り組んだり、姿勢を確認したりしました。その後、４年生、６年生の順で発表をしました。
最初に４年生「これは のみの ぴこ」（作：谷川俊太郎）という詩の朗読を披露しました。おもしろい構成で１人目のセリフが言い終わると、２人目の人は、１人目のセリフに自分のセリフを追加していきます。言葉が積み重なるイメージです。短い文章が徐々に長くなっていきます。繰り返しの部分を何度も耳にするので、聞いている方も思わず口ずさみたくなる詩です。最後は全員で声を揃えて朗読をすることができました。
続いて６年生は①「一個の人間」（作：武者小路実篤）、②「見えない木」（作：田村隆一）、③「友人」（作：上村松園）の３つの詩です。①の紹介では「自分は自分。他人は他人でよい。」と説明がありました。②紹介では「自分の知らない世界がたくさんある。」と説明がありました。③の紹介では「存在している友人だけではなく、歴史上の人物も友人になることができる。」と説明がありました。低学年や中学年には少し難しい内容でしたが、聞いている職員も作者のメッセージは一体何なのか・・・余韻が残り、考えさせられる詩でした。
最後に、３・５年生児童から感想発表があり、感じたことを言葉にして伝えることができました。次回は、１月に２年生が朗読発表を行う予定です。
今日の言葉
"Always put your best foot forward."（ことば）
Give your best in everything you do.（意味）
