2021年11月30日火曜日

5年生・間伐体験活動











 今日は越生町役場の担当課の協力を得て、午後から5年生が間伐体験に行ってきました。場所は無名戦士之墓付近の森林です。到着すると、既にお世話になる講師の方々が待っていました。「川越農林振興センター」「森林サポータークラブ」のメンバーの皆さんです。

挨拶をした後、最初に森林や間伐の役割などについてレクチャーを受けました。日本全土の約7割が森林、埼玉県では3割が森林であること、原生林と人工林の違い、森林の果たす役割、資源としての木材活用などについて詳しく学ぶことができました。(※ここで集合写真も撮りました)

次に、作業場に移動する前にみんなでラジオ体操をしたのですが、なぜか掛け声が東北弁バージョンになっていて・・・体操しながら笑顔になりました。思わず梅園小学校でも使える・・・とも考えてしまいました。その後は、3つのグループに分かれ、1人1人腰にのこぎりをぶらさげて山林の中のそれぞれの場所に移動しました。

いよいよ作業開始。頭では理解できても実際にのこぎりを操作すると上手くいかず、最初は苦労をしましたが、時間の経過とともに、コツを伝授していただき作業は順調に進みました。中には「センスあるね」誉められ、とても喜んでいる姿もありました。「受け口」(木が倒れる方向が決まる切り口を作る作業で、まるで木に口ができたような形になりました)、続いて「追い口」(受け口の反対側に回り、受け口の位置より少し高い位置を水平に切る作業で、これにより木が倒れやすくなります)をつくりました。ここまでが整うと、いよいよ倒伐です。予め木にロープをかけておき、少し離れた場所からロープをみんなで協力して引くことで、狙った方向に木が倒れました。倒伐した木は年輪から予想して樹齢30~50年前後、高さが7~12m程度の木でしたが、間近で聴く倒れる音や振動は迫力がありました。最後は枝打ちをして、記念に木の輪切りをいただき、感想を述べて体験活動は終了しました。

作業がしやすいように事前に下準備を整え、安全に作業させていただいたみなさんに感謝するとともに、この間伐体験活動は人生の中での貴重な機会となることを確信しました。これからも梅園小の特色ある取組の1つとして継続していけたらすてきだなと思いました。

 

今日の言葉

 

"A ship in the harbor is safe but that' not what it is for."(ことば)


Get out of your comfort zone and fulfill your potential.(意味)