今日は演劇鑑賞教室でした。当初は9月24日に行う予定でしたが、緊急事態宣言の発令に伴い延期となり、今日の実施となりました。あいにく雨模様の中、朝早くから学校にお越しいただいたのは、川崎市をベースに全国で活躍をしている、人形劇団ひとみ座の8名のみなさんです。恐らく、多くの方がご存じだと思いますが、ひとみ座の代表作と言えば・・・そうです・・・1960年代半ば、あの連続1224回の放送という大記録を打ち立てた人気番組「ひょっこりひょうたん島」で有名な劇団です。
そのひとみ座が新しい企画で舞台を創り、児童が鑑賞したのが「弥次さん喜多さんトンちんカン珍道中」です。時は江戸時代、主人公の2人が江戸・神田八丁堀から伊勢参りに行くことになり、東海道五十三次にある宿場町その道中で起こるドタバタ劇を描いた作品です。笑いの中にも感動する場面やまじめな場面もありました。物語から感じたことは失敗してもそれを乗り越える人の強さ、明るく生きることで人生が豊かになることでしょうか。人形劇でありながら、伝統芸能の要素も多く織り込まれ、歌舞伎・公団・太鼓・三味線・お囃子・伊勢音頭なども目の前で楽しむことができました。劇団員の方からは「児童の鑑賞態度もメリハリがついていますね。」とお褒めの言葉をいただきました。
今日の言葉
"One good turn deserves another."(ことば)
If someone did a favor to you, you should do something nice back to that person.
(意味)