５時間目に４年生が「認知症サポーター養成講座」を受けました。福祉協議会から３名のスタッフの方にお越しいただきました。
最初に「認知症」とは何かについて教えていただきました。児童もこれまでに言葉は耳にしたことはあるようですが、具体的なこととなると今一つという表情でしたが、脳の病気であることや、記憶のしょうがいということを知りました。また、写真資料も目にして、脳がどうのような状態になっているのかを確認しました。
次に、認知症の高齢者に出会った場合の対応について、あまり望ましくない例の劇をみた後に、グループに分かれてどのように対応すればよかったか・・・について話合いをしました。児童からは「正面に行って顔を合わせる」「いきなり大きな声かけをするのではなく、優しい口調で声をかける」「不安を取り除けるように接っしたり、案内したりする」などの考えが出ました。
その後、先に出た考えを生かして、実際に児童が役割分担をして演技に挑戦しました。みんな上手に接していました。
最後に、認知症の方の気持ちもしっかりと生きているということを確認して、認知症のリーフレットをいただいたり、「認知症サポーター証」をいただいたりして、授業は終わりました。スタッフの方から、児童の態度がすばらしかったとお褒めの言葉もいただきました。ありがとうございました。
今日の言葉
"Cross the stream where it is shallowest."（ことば）
Do things in the easiest possible way.（意味）